こんにちは。田舎在住の東大ママ、モンチ(@monchi_hotcook)です。
鬼速で家事を終わらせる方法を日々探究しながら生きている私が、『最強の時短家電』と呼んでいるのが、シャープの自動調理鍋『ホットクック』です。
1.ホットクックとは?
ホットクック(正式名:ヘルシオ ホットクック)は、シャープが発売している無水自動調理鍋です。
大きさや本体の色などは機種によって異なります。
(ホットクックの機種については、以下の記事で詳しく説明しています↓↓)
あわせて読みたい!
2.ホットクックの特徴
メリット1:料理時間の短縮を実現!
ホットクックって何?と聞かれたら、私は「材料入れてボタンをポチすれば料理が出来上がるスゲーやつ」と答えています。
ホットクックという名のとおり、材料を切ってホットクックの鍋に入れて「ほっとく」だけで、勝手にホットクックが調理してくれます。
そんなアホナ!と思われるかもしれませんが、本当なんです!
例えばカレーの材料とルーを鍋に入れてボタンを押せば、このとおり!
またナポリタンの材料とスパゲッティ(乾麺のままでOK!)をお鍋に放り込めば、美味しいナポリタンの出来上がり🎵
他にもメニューはいろいろ。
↓↓以下の写真は全部、ホットクックで作ったものです!!
ホットクックは多分ゆくゆくは炊飯器みたいに、一家に一台置かれるようになるんじゃないか?と本気で思っています。
メリット2:オリジナルメニューを作り放題
ホットクックと同じように、材料を入れるだけで出来上がり…ということを売りにしている電気圧力鍋などはけっこう他にも出ていますが、
ホットクックの強みはメニューの幅広さ!
プリセットされているだけで100種類以上のメニューがある機種がほとんどです。
さらに、無線LAN付きの機種なら新しいメニューをダウンロードできるので、どんどん調理メニューを増やすことができます。
(機種によっては300種類以上のメニューあり!)
またオリジナルメニューを作ることも可能です。それを実現しているのが、ホットクックの「まぜ技ユニット」という部品。
調理中に矢印の部分から黒いアームがニョキッと降りてきて、材料をぐるぐるかき混ぜてくれるのです。
煮込みでも炒めでも、「まぜる」という工程が含まれる料理はかなり多いです。
そのため、あれ作りたいなーって思った時にホットクックだとできる可能性が高いのです。
(何分炒めるとか、何分茹でるとかも自由に指定できます。)
私も色々なオリジナルメニューを勝手に作って食べています。
言うならば、料理を手伝ってくれるバイトが常に1人家にいる感覚ですね。
「ホットクック 、これ5分炒めといて」的な指示を出すと、勝手にやっておいてくれるイメージです。
メリット3:無水調理ができる
ホットクックは水を使わず、野菜などの食材に含まれる水分を活用して調理できるので、食材のうま味が凝縮され、食材本来のおいしさを味わうことができます。
(ホットクックで作る無水カレーはとってもおいしいと人気!)
さらに、無水調理により栄養素の流出を防ぐことも可能です。
電子レンジの「ヘルシオ」もそうですが、シャープは「健康」「ヘルシー」には力を入れているようですね。
注意事項:「圧力鍋」ではない!
よく混乱してしまいがちですが、ホットクックは「圧力鍋」ではないのでその点は注意が必要です。
つまり、圧力をかけて「煮込み時間」を短縮する、ということはできないのです。
(材料を切って鍋に入れるだけで料理が出来上がるということで、あくまで料理にかける「作業時間」を短縮することが可能というだけ。)
例えば豚の角煮。圧力鍋であれば、10~20分程度で煮込めますが、ホットクックを使った場合の角煮の調理時間は約90分。
普通のお鍋で煮込むのと変わりません。
ただし、ホットクックの場合ボタンを押せばお鍋に張り付いて様子を見ておく必要がないので、煮込み時間を別のことに有効活用できます。
また豚の角煮を含め、予約調理ができるメニューがあるので、朝材料を用意して予約ボタンを押しておけば、
夜帰って来る頃には良い感じにお料理が出来上がっている!✨というメリットもあります。
(ただし、すべてのメニューが予約調理できるわけではありません。
現状では一部の煮込み料理などに限られているようなので、今後予約調理メニューも数が増えると良いですね!)
3.ホットクックのデメリット
続きまして、ホットクックのデメリットもご紹介させていただきます。
デメリット1:全体的な調理時間は長め
先述したとおり、ホットクックは圧力鍋ではないので、加圧はできません。
そのため、全体的な調理時間は短くならず、普通のお鍋と同じくらい待ち時間がかかります。
ただし慣れてくるとその待ち時間も含めて調理時間を逆算できるので、調理時間の長さはあまり気にならなくなります。
あわせて読みたい!
デメリット2:洗い物問題
ホットクックが面倒だと感じる方は、洗い物がネックになっている方がけっこう多いのでは、と個人的に思います。
ホットクックは普通の鍋より部品が多いので、一回使うと色々な洗い物が発生します。
なので例えば少量の里芋の煮っ転がしを作りたい時など、小鍋で作っちゃった方が楽な場合もあります。
一方、先程のカレーみたいに、ホットクックに材料を全部まとめて放り込んじゃえば出来るメニューの場合は、洗い物が減るパターンもあります。
普通に鍋で作る時は切った野菜とかをバットや皿などに一時的に置いといて、順次鍋に投入してくと思うのですが、
ホットクックは全部一気に入れちゃって良いので、材料を一時的に置いとくためのバットやら皿やらが要らないのです。
また部品の数は多いですが、ガッツリ汚れるのは一部の部品だけだったりもします。(他はさらっと洗えばOK。)
あわせて読みたい!
デメリット3:オリジナルメニューは失敗もある
もちろん、何もかもがうまくいくわけではありません!
出来上がるまでどんな感じに仕上がるか分からない(途中で一時停止すればフタは開けられますが。)ので、ウキウキしながらフタを開けたら絶望することも。笑
私もありましたよ、失敗。
ホットクックでカボチャの煮物を作ってみた 時が、ホットクック史上最悪でしたね(しみじみ)。
でも段々と何をどのくらい入れたらどうなるかっていう感覚が掴めてきて、煮物系や炒め物は大体予想した通りの出来栄えになっていきました。
デメリット4:計量が面倒
特に最初の頃はレシピ通りに作らないとうまくいかないこともあって、公式レシピ通りの分量をしっかりと計って作っていました。
計量すると毎回安定して同じ味になるし、後から味見して微調整する手間もないので楽といえば楽なのですが、計量が面倒だと感じる方もいるかもしれません。
パパっと目分量で作っちゃいたい!という方は、大変でもホットクックを使うより自分でやった方が良いと感じる可能性はあります。
5.ホットクックに向いている人・いない人
ホットクックの特徴を勝手に一言で表すと、「味はそこそこ、超時短」という感じでしょうか。
そう、調理の手間を省くというのが最大のウリであって、味が劇的に美味しくなるというわけではないと感じます。
稀にフライパンで作るより美味しいじゃん!という料理もありますが、大体はフライパンと同等かちょっと劣るくらい。
(ホットクックは煮物がとっても得意なので、肉じゃがなどはすごく美味しくできますが、
炒め物でキャベツなどのシャキシャキ感を出したりするのはけっこう難しい。)
ホットクックに向いている人
味はそこそこで良いので時短を実現したい、と考える共働き世代などにとっては神のようなアイテムになるでしょう。
予約調理できるメニューもあるので、朝材料を入れてボタンをポチッとしておけば、
帰って来た時に晩御飯が出来上がってるという夢のような体験も可能です。
(ただし、予約メニューの数はまだ少ないので、過度には期待しないでください。)
またミールキット(野菜などが一口大に切られた状態で納品されて、あとは炒めるだけという商品)を宅配で頼んでる方は、
意外にホットクックの方が良いと感じるかもしれません。
ホットクックの場合は「材料を切る工程を自分でやって、後の調理はおまかせ」であり、
ミールキットの場合は「材料を切る工程はおまかせして、後の調理は自分」です。
私はミールキットも利用していましたが、感覚的には作業時間はどちらも変わらないように感じます。
それだったら、材料の産地とか自分で選べて安心だし、料理の値段も割高にならないホットクックの方が(初期投資はかかるけど)、
使い勝手が良いなと感じるようになったのです。
あとは、料理が苦手(or嫌い)な人は、ホットクックに向いていると思います!!
ホットクックは「調理」というよりは材料を「調合」する感覚で、レシピ通りに計量して鍋に入れてポチすれば間違いなく美味しく出来上がるので、
料理をあまりしない男性とかでも重宝すると思います。
ホットクックに向いていない人
一方で、調理工程自体を楽しみたい人、手間をかけてでも美味しい料理を作りたい人は向いていないと思います。
5.ホットクックに興味が湧いたら・・・
いかがでしたでしょうか。
以上のようにホットクックには良い点、悪い点があり、人によってはトリコになること間違いなしのアイテムです。
もし興味をもたれた方は、様々な機種から自分に合ったホットクックを選ぶ方法を解説していますので、以下のボタンまたは画像をクリックしてくださいね!!