こんにちは。田舎在住の東大ママ、モンチ(@monchi_hotcook)です。
料理が時短できる便利家電として有名なホットクックですが、できた料理のお味の方はどうなんでしょうか?
今回はホットクック歴2年以上、超ヘビーユーザーの私(モンチ)が検討して記事にしてみました。
目次
結論からいうと、『味はそこそこ』
私は他の記事でもちょいちょい述べているのですが、ホットクックの特徴をひと言で表すと、『味はそこそこ、超時短』です!
大体がフライパンや鍋などで自分で作ったものと同等くらいかなぁという感じです。
ただし、ホットクックにも得意不得意があって、自分で作るより美味しくできるものもありました。
・ホットクックは煮込み料理に強い
ホットクックの1番の得意料理は、煮込み系の料理で間違いないかと思います。
特に無水調理できるレシピは、野菜の旨みが感じられてとても美味しいです(好みはありますが)。
人気が高いものとして有名なのは、カレーですね。
例えばトマトたっぷりの無水カレーは、ヘルシーなうえに美味しいと人気のレシピです。
また実はキーマカレーもなかなかのお味です。
カフェで出せる味!と夫氏が言っておりました。
あとオススメは、スペアリブ!
玉ねぎをスライスして、お肉と材料を入れるだけなので、脅威の作業時間5分です。
煮込み時間こそ60分と長いものの、作業時間5分でトロトロのスペアリブの煮込みが出来上がります。
これもお店で出してもホットクックと気付かないレベルなのでは?という夫氏の評価です。
・ヘルシー志向の方にはウケが良さそう
ホットクックで調理すると素材の旨みがしっかり感じられる分、調味料が少なくて済むのも特徴です。
薄味派の方にはウケが良さそうなレシピがちょいちょいあります。
例えば、玉ねぎの丸ごとスープ煮なんかは味付けがコンソメだけです!
ホットクックは『ヘルシオ ホットクック』というのが正式名称ですが、電子レンジのヘルシオシリーズと同じく、こうしたレシピはヘルシーな料理を提供しようというシャープの方針の現れでもあるかもしれません。
この辺の料理はコッテリ派からするとあまり受け入れられないので、好みが分かれるところかと思います。
・無水調理ではないもの、蒸し料理などは『普通』
さて、最初に述べましたが、大半のものは普通のお鍋などで作るのと同じレベルくらいですね。
例えば茶碗蒸しや鮭のホイル焼きなんかは、蒸し器などで蒸したのと変わらない味でできると思います。
また先ほど無水調理できるカレーをご紹介しましたが、通常通り水を入れて作るカレーは、お鍋で作ったお味と変わりませんでした。
・炒め物はイマイチ
炒め物系は、正直鍋で作った方が美味しいものがけっこうありますね。
特に野菜を炒めたい場合、ホットクックは今のところフタを閉じて炒める仕様になっているので、水分が飛ばなくてベチャッとした仕上がりになることがけっこうあります。
公式レシピには載っておらず勝手に作ったレシピなのですが、青椒肉絲なんかは中華鍋でサッと炒めて作ったものの方がどうしても美味しいですね。
・公式レシピ通りでは口に合わない場合もある
公式レシピ では300種類以上のレシピが作れて、無線LAN機能でどんどん新しいレシピを追加していくこもできるわけですが、中には美味しくできなかったものもありました。
例えばミートソースはひき肉を生のまま入れて調理するのですが、公式レシピ 通りに作るとお肉の風味が感じられずメリハリのない味になってしまいました。
(私の作り方が良くなかっただけかもしれませんが。)
そういう時は、先にお肉だけホットクックで炒める手順にしたり、調味料を調整したりして、自分の家の味に合ったレシピに適宜変えて使っています。
・ホットクックで一番まずかった料理
正直、公式レシピ通りに作っていれば大半の料理ではそこそこの味は担保されるかと思います。
しかし、オリジナルのレシピで作った時に、特に初期の頃は失敗したこともありました。
失敗作ナンバー1は間違いなくコレ⬇️
油揚げとカボチャの煮物を作る際に、材料を『混ぜる』工程が含まれていたことで、厚揚げが粉砕してボロボロに…。
舌触り最悪でした😅
ホットクックで美味しく仕上げるコツは、ちゃんと計量して作ることと、煮物を自分で作る時は『まぜない』設定にすることだと学びました。
まとめ
ということで、以上をまとめると、『ホットクックで作る料理はまずいのか?』という疑問の解答は以下のようになります。
- 炒め物・オリジナルレシピ・ちゃんと計量しなかったレシピなどは、まずくなる可能性がある。
- 公式レシピは口に合わないものもあるが、自分好みにアレンジ可能。
- 煮込み料理はレシピ通りに作っておけば、普通の鍋などで作るのと同じ美味しさでできる。
- 無水調理できる料理は、普通の鍋で作る以上の美味しさを期待できる
ということで、煮込み料理を作るのであれば、ホットクックでは十分な味が保てると期待できます。
一方、炒め物をたくさん作りたい方はあまり味には期待しない方が良いと思われます。
特に最近のホットクックの鍋はフッ素コートされているものが標準装備になっています。
フッ素コートの内鍋は洗いやすくて良いのですが、具材の香ばしさなどは全然出ないですね。
香ばしさやカリカリした食感などを求めるのであれば、電子レンジのヘルシオなど、別の家電を検討した方が良いと思います。
・味は『そこそこ』でもホットクックを使い続ける理由
先述した青椒肉絲でもそうだったのですが、自分で鍋で炒めた方が美味しいんだろうなぁと思いつつ、楽なのでホットクックに任せちゃう場合はけっこうあります。
特に小さい子どもがいる場合などは、人手が足りないので『ちょっと炒めといて!』をやっといてくれるホットクックさんがいると、大変助かるのです。
しかも火を使わないので、安心してほったらかしできるという意味で、精神的な負荷もかからず楽だと感じます。
本サイトでは『目指せ!ホットクックマスターへの道』というコーナーで、新しいレシピを作る度に料理の時短度や美味しさを評価して載せています。
もし今後買うか悩んでいる方は、ぜひそちらも見て頂いて、ホットクックの購入体験をしていただければと思います↓↓
皆さまもステキなホットクックライフが送れますように!